育てやすい子ども、育てにくい子ども。
同じ子どもでもその子の性質によって全然違うなあと思った話。
以前住んでいたアパート、お隣さんは同じ予定月、同じ男の子の妊婦さんだった。
産休に入り、毎日ウォーキングをしていたところ、声をかけてもらって仲良くなりました。
私より5つほど年上でしたが、気さくに話しかけてくれ、LINEも交換して、「これから色々と情報交換が出来たらいいね」と、初めてのママ友(?)でした。
そして彼女は予定日よりも早く、私は予定日よりも遅く出産した為、子どもは2週間ほど出生日の差がありました。
彼女は退院から1ヶ月ほど実家の方に里帰りをしていたので、彼女がアパートに帰ってくるまで、彼女のお子さんがどんな子なのか全然知りませんでした。
うちの息子は、新生児期より本当によく寝る子でした。
オムツが汚れた、お腹が空いたくらいでしかほとんど泣かず、あとは放っておいても1人でモゾモゾ動いてたりする、夜も起こさないと起きないくらいの昼夜しっかり区別する子で、家事は捗るけどこんなに静かなものなの?と産前の心配が嘘のようでした。
所謂「育てやすい子」だったのかなと思います。
反対に彼女の息子は、新生児期から抱っこしないと泣いて泣いて、隣のうちの部屋にもしょっちゅう泣き声が聞こえて「お隣さんちの子、今日も元気だなあ」と夫と話していました。
一度お話した時に「いもはずさんちの子、全然泣かないからもう引越ししちゃったかと思った!」と言われました。
最初は、彼女の子の方が2週間もお兄さんだから、うちの子も2週間後はどうなってるか分からないなあと思って覚悟してましたが、あまりそういうことも無く。
最初は一生懸命あやして、時々散歩に出かけているのを見ていましたが、日が経つに連れて彼女は日中実家に帰り、旦那さんは家で1人。
あやし方も怒鳴り声が聞こえてきたり。
きっと彼女の息子さんは「育てにくい子」だったのだと思います。
先月、マイホームに引っ越した我が家。
引越しの挨拶に伺うと旦那さんしかいなかったので、後日彼女にお礼のLINEを送りました。
しかし、既読はつけど何日経っても返ってきませんでした。
ママ友って難しい、そう思った瞬間でした。
ママ友でなくても、女性同士が仲良くいられるのは「同じ境遇同士」じゃないと厳しいんだなあ…なんて、そんなことを思いました。
子持ちと子なし、既婚者と未婚者、ライフステージによって合う合わないはあるのは分かっていましたが、「育てやすい子と育てにくい子」の間にも溝が発生するんだなあと、ママ友って難しいと感じました。
確かに、彼女とうちとの立場が逆だったら…と考えたら、私も彼女が羨ましいと思ったと思います。
LINEを返したくない、返せないと思うほど今彼女は精神的に日々のお世話に追い詰められてると考えたら、ちょっと心配です。
上手く市のサービスとか使って少しでも休んでくれたら…ともう連絡の取ることのないかもしれない彼女に思います。
そして、同じ月齢、同じ性別なのにこんなにも違うんだと驚きました。
育児本なんて本当に参考程度にしかならんじゃん、と。
そりゃ本やネット情報で得た知識と違うことに焦ったり、悩んだりするママがたくさんいるわと思いました。
結局は、我が子を見て色々やってみる、それが一番なんだろうなあ。
ママ友付き合いについても、今後はもっと慎重になろうと思いました。
もちろん、挨拶程度の事は当たり前ですが必要だと思いますし、そういう当たり前な事はどんどん子どもに示していかないといけないと思っています。
が、深く付き合う、というのはもっと吟味しなきゃいけないなと思いました。
気軽に仲良くなったママ友と、子どもの個性の違いでこんなにも簡単に溝が出来るとは思いませんでした。
それは私が配慮して、もっと気遣いをすべきだったのか、彼女側の問題なのかは分かりませんが、学生時代振りに、女性っておっかないな…と思った出来事でした。
ママ友付き合いが苦手なママさんたちに、禿同です(←古)
これはうちの子育てやすいというマウントではなく、私が彼女の立場だったらとか、もっと気を遣った事が出来たのかな?とか、今後は自分との波長の合うママ友を見つけようという自身の学びの話なので、不快に思われた方がいましたらすみません。
現に、生後1ヶ月の終わりから黄昏泣きがやばすぎて、抱っこしまくりで腕がもげそうです。
膝腰も悲鳴をあげています。
育児している方々、本当に毎日お疲れ様です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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